リフォームプランの特徴
3DKの中古マンションを2LDKにプラン変更&全面リフォームした事例です。
設計のこだわりは、仕事に出かける日もゆっくりくつろぐ休日も、ノンストレスで過ごせる動線にすること。
和室をフローリングに変えて寝室とし、そこからウォークスルークローゼットを通って直接洗面室に行けるようにしています。できる限り動線を短縮することで、朝の身支度を手早くすませられるのが魅力。さらに、キッチン前の壁を取り払ってリビングダイニングを広げ、大きめの家具もゆったり置けるようにしました。
内装は、白・グレージュ・グレー・スモーキーブルーなど彩度を抑えたクールな色を中心に、随所に黒の建具やアイアンの素材で空間を引き締めています。
リビングと寝室の黒い扉はウッドワンの「オーダーペイント」シリーズ。レトロなチェッカーガラスを通して、柔らかい灯りが廊下にこぼれます。
施工のポイント
洗面・トイレ・玄関の床を統一し、空間に一体感をもたせました。グレーのフロアタイルにわざと白で目地をつくり、本物のタイルのように見せています。
また、キッチン・バスルームはリクシルの既製品ですが、洗面台は造作でオリジナルのものを作りました。パナソニックのダークウォルナットのカウンターの上に、サンワカンパニーの洗面ボウル(エレガンススクエア)+ミラー(フィーネ)、そして水栓もマットな黒で統一しています。壁面のタイルは、リクシルの「スモーキートーン」という陶器質タイルを採用。
色々なメーカーを組み合わせてオリジナルを作れるのが、造作の楽しさ。そして中古×リフォームの醍醐味です。