リフォームプランの特徴
神戸のトアロードエリアに佇む中古マンションを、購入からリフォームまでお任せ頂いた事例です。
特徴としては、間仕切りを大胆に変えて収納スペースを多く確保したことと、施主様の「好きなもの」を丁寧にヒアリングし、デザインに反映させたことです。
まず玄関は廊下との見切りをなくし、全体をタイル貼りにして開放感アップ。玄関横の洋室2部屋を1部屋にし、玄関側に土間収納、洋室側にウォークインクローゼット、玄関正面に2.1帖の納戸を新設しました。
洗面室は既製品ではなく、サンワカンパニーのボウル・LEDライト付ミラーなどで造作。
また、リビング側の2.7帖の書斎を4.2帖の洋室に拡張。リビングとの仕切りにはウッドブラインドを設け、柔軟に空間を分けられるようにしています。
暖かみがありながらナチュラルに偏り過ぎず、大人にふさわしい上質な空間に仕上がりました。
施工のポイント
リフォームをする際は、膨大な量のクロス・タイル・床材・設備から決めなければならず、「何を選んだらいいのか分からなく」なってしまうことも。そんな時は、「好きなカフェ」「好きなブランド」など、自分がお気に入りのものを思い浮かべて頂くのがおすすめです。
今回の施主様も、ご自身の好きなテイストが定まっていたため、色んな素材を組み合わせながらも統一感が失われず、洗練された印象。
たとえば床タイルは全体的にエイジング感のある質感・色。洗面やトイレのタイルは軽めの色のモザイクタイル…とそれぞれ軸を決めて選ばれています。
ご訪問させて頂いた時はお気に入りのチェストやランプでコーディネートされ、完璧な印象でしたが、「まだまだこの棚に置く小物が見つかってないし、途中段階なんです」と奥様。
こだわった家だから妥協せず、少しずつ完成させていきたい。それも「中古×リフォーム」の醍醐味です。