こんにちは。
早いもので、そろそろ桜も終わりですね。
これから明日にかけて雨が降るみたいなので、
週明けには散ってしまうかもしれません。
残念。
さて、今回は灘区の高徳町をご紹介します。
阪急「六甲」もしくはJR「六甲道」から東に10分ほど。
石屋川を越えれば東灘区なので、灘区と東灘区の境目です。
もう少し北側の楠丘町~高羽町に入ると、かなり坂がきつく
なってきますが、高徳町はごくごくフラットな立地です。
高徳町5丁目の街並み。
静かな邸宅街というかんじですが、このすぐ北側に「高羽市場」という、
ものすごくレトロな市場が残っており(ほぼお店のシャッターは閉まって
いますが)、そこだけ昭和の香りがします。
高徳町4丁目の街並み。
高徳町3丁目の寿公園のグラウンド。
グラウンド横の公園には、子ども連れのお母さんがいつもいます。
ご近所のおばあちゃんも、ベンチでひと休み。
ところで、灘区には「徳川道」という古い道があるのをご存知ですか?
今の阪神沿線沿い、つまり海側を東西に通っていたのが「西国街道」
ですが、その迂回路として江戸時代につくられた道です。
石屋川から北上し、この高徳町の北を通り、八幡町を通り抜け、
阪急六甲の護国神社からさらに北上し、六甲山を通り抜け、
明石の大蔵谷でようやくもとの西国街道に合流するという、
長い長い道のりなのですが・・・
なぜこんな迂回路をつくる必要があったかというと、
神戸の開港に伴って、海側の西国街道を通る外国人が増えた
ので、外国人と大名行列が衝突しないように、山側のルートも
つくろうということになったらしいです。
おおいそぎで道をつくらされる羽目になった人夫さんたちは、
思ったはずです。
「お互い脇によければええやんか・・・」、と。
道は譲り合って、通りましょう。
さて高徳町のすぐ南には山手幹線が通っており、
沿線にいろいろお店が並んでいます。
これは「六甲〇井(マルイ、と読みます)パン」。
朝6時から営業中。王子公園や住吉にも、支店があります。
パティスリー「LE PLAISIR(プレジール)」。
外から厨房が見えるお店って、ついつい見入ってしまいませんか。
フレンチでも洋菓子でも肉まんでも、いちいち立ち止まって
熱心に見てしまいます。
私だけですか?
精肉店「METZGEREI KUSUDA(メツゲライ・クスダ)」。
METZGEREIというのは、ドイツ語でハムとかソーセージ屋さんという
意味です。
外観は全然肉屋の感じがしませんが、中に入るとハムやソーセージや、
それに合うワインや洋風のお惣菜がたくさん並んでいます。
他にも、お弁当屋さんやお蕎麦屋さん、カフェなど、こまごまと
お店が並ぶエリアです。
高徳町2丁目に、鷹匠中学校があります。
も少し東に歩いた、高徳町1丁目の街並み。
高徳町を東に抜けると、石屋川に出ます。
六甲山から海まで抜ける石屋川沿いは、桜がきれいです。
散る間際の桜もいいですね。
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